F-15の着陸パターン

F-15の着陸は独特の方法です。

アプローチや接地操作は割と普通なのですが、接地後の機首上げによる空力制動が特徴で、アレを見るとF-15だなぁ・・と感じることもしばしば。

今回は、F-15の着陸についてのお話です。

着陸パターン

通常、イニシャルと呼ばれるポイントから進入します。

イニシャルは正式名称を「イニシャル・ポイント」といい、IPと省略されます。

一般的に進入側滑走路方向の延長線上3~5nmの地点に設定され、着陸進入のための開始点や、再度進入し直すための基準点として利用されます。

F-15のような戦闘機の場合、エアライン機のような直線進入をすることは通常有りません。

360(スリー・シックスティ)と呼ばれる、360度直上進入(360 Over Head Approach)方式 で進入します。

IPを対地高度1500ft、速度350kt前後で通過し、滑走路上の接地点直上でダウンウインドへの旋回を開始します。

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