戦争映画ではおなじみのドッグタグ
そのまま訳すと、犬の標章ということになるのですが・・
国家の犬でしょうかw
航空自衛隊にもドッグタグはあるのかというご質問
あります。もちろん官給品です。

入隊して、しばらくした頃に支給された気がします。
基本は常に装着なのですが、パイロットの場合は飛行作業中(フライトのことをこう言います。)は装着が義務つけられています。
ドッグタグの写真は掲載しているとおりなのですが、一部個人情報につき消してあります。
内容は、名前と認識番号、血液型と国籍、航空自衛隊であることが記載されています。
もし、何かあって出動する際は必ず身につける。
もちろん、平時の訓練でも身につけます。
ところで、ドッグタグ・・・かっこいいと思ってる方多いですよね
最近はファッションとして身につける方も多いのですが、個人的には何がかっこいいのかよく分かっていません。
(お持ちの方がいたら申し訳ないです。)
でも、あれってあんまり楽しい物ではないのですよ。
大きなわっかに1つ、それに小さなわっかが付いていて、それにも1つ付いています。
どのように使うのでしょうか。
本来の使い方
- 戦争や訓練等で、不幸にも死亡してしまったとします。
- 生き残った同部隊の兵士が大きい方を歯に突き刺す。
- 小さいのを取り外して、部隊に持ち帰る。
- 後日、死体照合に使う
・・・・・(||゚Д゚)ヒィィィィ
というように、あんまり格好の良いものではないのです。
ただ、最近は上記のような使い方をしないとも聞きますが、本当のところはどうなんでしょうね。
ちなみに、私は上記のような使い方で教わりました。
なので、ドッグタグには切り欠きが入っているのです。
あの、切り欠きの所を利用して「歯に差す」
痛そうですが、すでに・・・なので。
写真に上げているのは、私が現役時代に受領した本物です。
本来ですと、返納しないといけない気もするのですが、いまだに持っています。
おまもり・・というと大げさなのかもしれませんが、これを身につけて歩くときは、それなりに覚悟のあるときなのかもしれません。
できれば、そのような日が来ないことを祈るばかりです。
でも、噂によると今はそんな使い方をしないという説もあったりするそうです・・・。