虚無感


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入間のU-125は乗員全員が死亡という。

もちろん、覚悟というか予測というか、ある意味わかっていたんだけど

やはり、心に引っかかるものがある

飛行機乗りになってから、いつも心のどこかで「何かあるかもしれない」という気持ちは持っている

これは、私だけでなく私の友人や同僚も同じだと

ただ、やはり今の(民間の)飛行機乗りとしては危険度は下がった。。というかほとんどない。

強いて言うなら、無理をしない。

これは、自衛隊時代が無理をしていたわけではないが、やはり任務(特に実任務)がある場合はわがままは言えない。

「飛べ」、「はい」

ただ、これだけ。

なので、自分の知識や技量はもちろんのこと、判断や操作、もちろん経験も含めて、常に「生きて帰る」ことを大切にしてきたつもりだ。

自衛隊を辞めてから、ぐっと危険度は下がった。

でも、彼らは頑張っている。

何もできない自分がもどかしい。

私は自衛隊の皆さん、同僚だった全ての人に対して負い目を持っている。

どこかで返さなくてはと常に考えている。

今日は、「よくない一日」だ。


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