着陸進入角度

プロペラ機とジェット機だと着陸時の侵入角度・高度は違うのでしょうか?

自衛隊の航空機はその機種ごとに進入角度が異なります

F-15、F-2等の戦闘機:2.5度

C-1、C-130、B-747等の大型機:3.0度

T-7:4.5度

その航空機の性能や運用方法、運用試験の結果等から導き出されます。

エアラインの飛行機はほぼ3.0度ですね

2件のコメント

  1. 質問です

    戦闘機の進入角はなぜ大型の飛行機より低いのですか? この角度だと前に大型の機体がいたら後方乱流が重力落下してきて巻き込まれないですか?

    1. 戦闘機の進入角度が浅いかどうかは運用によります。
      ただ、一昔前は自衛隊の戦闘機や練習機はパス(進入角)2.5度でした。
      そのため、自衛隊管轄の飛行場ではPAPIの設定角度は2.5度でした。
      しかし、最近は3.0度が主流になりつつあります。
      民間空港ではPAPIも3.0度ですね。
      前方を飛行する大型機の後方乱気流に巻き込まれるかもというお話ですが、そもそも航空機管制方式の中に「後方乱気流管制方式」というものが設定されています。
      これにより、前方機との適切なセパレーション(間隔)がとられるようになっています。
      また、後方乱気流は発生すると後方下方に移動する特性がありますので、操縦者はその日の天候(風)によって、回避出来るように計画しています。

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